■オトナオタク主義
2005/08/20

 これからはオトナオタクの時代なのである。
オタクと言われている世代も高齢化が進み、現場で活躍しているのは
30代以上になっています。
 そっち方面の出版の現場で働いているので最新のネタは追いかけて
いるものの、これがどうにもしっくり来ない。
「萌え」と言われてもメイド喫茶には、はにゃーんと来ないし、
大ヒットと言われても『ガンダムSEED』観て心は揺り動かされない(苦笑)。
ああ、もう俺もオジン(死語)になったのだなぁ。オジンって言葉はジオンと
似ていてかっこいいな。それはさておいといて、ついていけないオタク
仕事はもう限界だ、引退(やめ)てしまおうと思っていた矢先、ふと思い
ついたのです。

・オタクと言うのは消費に支えられた文化である。
・消費にはお金が必要である。
・今は不況だ。自由になるお金を持っている(可処分所得のある)
 世代はむしろオトナ達ではないか。
・そういえば完全にオトナ向きのオタクサイトなんて見たことがない
・鳴かぬなら、造ってしまえ、ほととぎす。


それだ!

 そういう段取りを得て、今改めてオトナオタクという言葉を提唱し、
分別あるオトナが自分の可処分所得内で趣味を楽しむことをメインに
しようというアイデアが持ち上がったのです。
 そもそも、日本人には歳を食ってからの趣味と言うのが少ない。
パチンコで3万円するのと同じ金額で、一生楽しめる宇宙戦艦ヤマト
やベルばらのDVDが買える!
まあ、なんと素晴らしいことじゃありませんか。

 別に若い人達を批判するつもりも、敵対するつもりもありません。
どうがんばったところで、いずれはこちら側の住人なのです。むはははは
 オトナがマンガを読むのもアニメを観るのも、ゲームに撃ち興じるのも
読書や映画と同じただの趣味なのです。
 働くだけ働いて老後はオタク趣味に生きる。
これぞ素晴らしき哉人生。
我々の未来はほのかに明るくなっているのですよ。

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